コロナ禍が始まってから株価は上がりっぱなしだけど、これからどうなるんだろう???
経済的なダメージは大きいのに株価は上がる、こんな状況に戸惑っている方も多いのではないでしょうか
そんな不安も歴史を学べば解決します。
自分が経験したことのない感染症であっても、歴史を紐解いていけば似たような過去が見つかります。
未来に不安を覚えるのは、歴史を知らないのが大きな原因なのです。
歴史を知って、これからの投資はどうすれば良いのかを学んでみましょう
【歴史に学ぶ】スペイン風邪の時はどうだったか?
それまでの米国の株価(ダウ工業株30種)は100ドルどころを上値としたボックス相場が10年以上続いていた。しかし、スペイン風邪のパンデミックの後、第1次世界大戦終結を受けた景気後退時の下押し圧力を受けながらも、1929年に記録した高値である381ドルに向かって大きく上昇していく。
https://jp.reuters.com/article/usa-stocks-volatility-idJPKBN28O35P
スペイン風邪が流行したのは1918年から1920年の時期です。
その後、1929年の世界恐慌までは大きく株価は上昇しています。
その理由は、スペイン風邪による経済活動の停滞を立て直すために、各国が金融緩和政策を取ったためです。
しかも、1929年まで続いたということは、かなりの長期間株価は上昇したことになります。
コロナウイルスによる被害も世界的に大きいため、スペイン風邪の時と同様に流行が収まった後も株価が長期間上昇すると思われます。
コロナ禍の中で株価が上がるのは、ある意味当たり前なのです
間違いなくインフレになる
金融緩和を行うと経済はインフレへと進んでいきます。
現時点(2021年5月)でも原料などでインフレの傾向が見られます。
株高の状態で株を買うにはためらいますが、何かしらの資産に変えておかないと現金の価値は下落していきます。
インフレで価格が上がる順番
1.為替
お金は「歴史」で儲けなさい (朝日文庫)
2.金
3.物価
4.不動産
5.株価
インフレが始まっても全ての資産が一気に上がるわけではなく、各資産がばらばらに上がっていきます。
その中でも一番変化が早いのは為替(外貨)で、その次に金、物価と影響が広がってきます。
悩むなら金を買っておこう
現在でも資産価値は高い水準に感じますが、歴史を鑑みるとこれからさらにインフレが進んでいくのではないかと思います。
※今も給付金などあるが、経済回復のために歳出が大きくなるため
今後インフレが進むと考えた時、どのような資産を持っておくのが良いか?
こう考えた時には金が良いのではないかと思います。
インフレが進む際、株価は一旦下がる傾向があるそうです。
(原料のインフレを価格転嫁できず、一時的に減益となるため)
そのため、今は資産を金に換えておいて株価が手頃になってきたタイミングで株に乗り換えていくのが賢いやり方かなと思います。
最悪株価が下がらなかったとしても、金にしておけばインフレの影響は受けずに済みます
参考書籍
今回の内容はお金は「歴史」で儲けなさい (朝日文庫)を参考にしています。
歴史を知って大儲けしたいという方はご一読ください。