- 長期投資するつもりだったのに、急落して売ってしまった
- 自分が売ったら急激に反発して悔しい
- 買うのが早すぎて高値つかみしてしまった
こんな経験はありませんか?
冷静に投資するためには、数字で考えることが重要です。
- 昨日より高い
- 今日は安い
- 今が買い時/売り時だ
こんな「感覚」で捉えていては冷静になれません。
解決策は簡単です。「数字」で判断することです。
自分が買いたい株価を「数字」で決めておけば、さらに安くなったとしても、自分がミスをした訳ではないと冷静になれます。
今回は、そんな「数字」の求め方を1つ紹介したいと思います。
フェアバリューの計算方法(PEGレシオ)
フェアバリュー(適正株価)の計算の1つにPEGレシオというものがあります。
PEGレシオ = PER ÷ 利益成長率
PEGレシオはPERを利益成長率で割ったものです。
利益成長率の高い銘柄はPERが高くても割安である、と解釈してください。
PEGレシオが低いものほど割安で、割安さの目安は次のようになります。
- 2倍以上:割高
- 1倍~2倍:適切な株価
- 1倍未満:割安
例えば、利益成長率が20%でPERが20倍ならばPEGレシオは1で適切な株価となります。
利益成長率が50%ならばPERが40倍と高くても、割安と判断できます。
私はExcelで計算式を作り、業績を入力すると成長率が自動計算されるようにしています。
どの成長率を使うかは、少し悩ましいところですが私は売上高と営業利益の2つを重視しています。
純利益は特別損益に影響されるので、判断しやすい営業利益を重視しています。
もっと知りたい方は
PEGレシオについて知りたい方は「株で勝つ」で有名なピーター・リンチの本に書かれているので読んでみてください。