バランスファンドを積み立てている方いますか?
理由は後述しますが、私もバランスファンドの積立を検討していました。
ですが、調べた結果バランスファンドは国内比率が高過ぎるため、運用目的に合致しない事が分かりました。
私の運用目的と合致しないだけで、バランスファンド自体は利用しがいのあるものです。
バランスファンド購入を検討している方は、ぜひご覧ください。
検討対象は大和証券のifree8資産バランス
手数料や実質コストから検討していたバランスファンドは大和証券のifree8資産バランスです。
必要な手数料は以下の通りで、バランスファンドとしてはかなり優秀です。
購入手数料:無し
信託財産留保額:無し
信託報酬:0.2376%
実質コスト:0.344%
参考:インデックス型バランスファンド徹底比較 (全世界株式型含む) – しんたろうのお金のはなし
バランスファンドの検討理由
①税金を払いたくない
税金を減らすために積み立てNISAを使おうとしています。
NISAは節税に使える制度なのですが、マイナスリターンの場合は節税できない上に、損益通算もできないというデメリットがあります。
そのため、多少リターンを削ってでも、リスクの少ない金融商品が向いています。
バランスファンドは国内外の株式・債券・REIT組み合わせた金融商品のため、株式のみと比べたらリスクは減ります。
この先5年ぐらいを考えると、現在の株高が是正される可能性も高いですし、下手をするとバランスファンドの方がリターンが高くなる可能性があると想定しています。
②自動的にリバランスできる
個人で債券と株式のポートフォリオを組むと、リバランスするためには売却する必要があります。
すると、せっかくの積み立てNISAであっても期限前に売却してしまう事になります。
売却せずとも自動的にリバランスされるのは、バランスファンドの大きなメリットだと思います。
【困り事】国内比率37.5%は高過ぎる
バランスファンドは国内外の株式や債券、REITなどを組み合わせた商品になります。
株式以外の資産を組み合わせているため、株式のみと比べてリスクが下がります。
さらに世界分散であることから、リスクが下がるはずなのです。
しかし、実際は国内比率が高過ぎて困ります。
ifree8資産バランスの資産比率をグラフ化すると次のようになります。
各アセットクラスを文字通り1/8ずつ保有しています。
すると、国内資産は国内株式、国内債券、国内REITが各12.5%となるため合計で37.5%と約1/3を占めてしまいます。
以前の記事でも書きましたが、国際分散投資をするなら国内資産比率は10%以下が妥当だと考えています。
詳しくは下記の記事を参照下さい。
この国内資産比率の高さを受け入れる事ができず、現在バランスファンドの購入は見送っています。
まとめ
- バランスファンドは株式・債券・REITを組み合わせるためリスクが少ない
- バランスファンドは自動的にリバランスされる
- 国内資産比率が高い事ので注意しよう