12日朝の米金融市場で米10年物国債の利回りが1.67%と前日より0.05%上昇した。4月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を大きく上回る前年同月比4.2%の上昇となり、米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が修正に向かう可能性が意識された。米国株指数の先物は下落した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN12DRF0S1A510C2000000/
最近、わずかですが米国金利が上昇しました。
金利が上がると株価はどうなるか知っていますか?
- 株価も上がる
- 株価は下がる
経済の教科書では、金利が上がるとお金の調達コストが高くなるため、企業の業績は悪化すると書かれています。
だから、「2.株価は下がる」だと思うかもしれませんが実際は株価が上がります。
なぜ金利が上がると株価は下がらず、逆に上がるのか、その理由を学んでみませんか?
米国金利が上がると日経平均株価は上がっている
まずは過去の実績から見ていきましょう
FFレートを引き上げると、そこで一旦株価は調整するものの再び上昇するという現象がみられます。
スタバ株は1月に買え! 10万円で始めるイベント投資入門
FFレートとはアメリカの代表的な短期金利のことです。
上のグラフを見て分かるように、金利(FFレート)が上がるとそれに追従するように日経平均株価が上昇していることが分かります。
また、このグラフは日経平均株価と比較していますが、アメリカの株価指数も同様に上がっています。
なぜ金利が上がると株価が上がるのか
金利が上がるというのは、景気が好調である証だからです
金利は景気の先行きが悪いと見られる時には金融緩和をするために下げられます。
反対に景気が過熱気味になっている時には金融引締めによって上昇します。
株式投資をするなら、金利上昇は「好景気の指標」と捉えておきましょう。
参考文献
スタバ株は1月に買え! 10万円で始めるイベント投資入門の内容を参考にしています。
今回紹介したようなマクロ的な内容や、さまざまなアノマリーが実際に有効か検証した結果が紹介されています。
株式投資で勝てない、もっといいやり方はないかと模索している人は買ってみてはいかがでしょう。