簿記2級を目指すなら独学ではなく、スクールをおすすめしています。
理由は簿記2級は難易度が高く、時間がかかるためです
- 工業簿記
- 複雑な減価償却
- 外貨建取引
- 連結会計
簿記2級から追加される項目はどれも理解しにくいものが多く、独学のハードルは高いです。
また、2017年の改定で連結会計が追加され、昔の簿記2級とはまるで難易度が違います。
2017年以前に試験を受けた人が簡単と言っていても真に受けないでください。
一度落ちると最低3か月かかる
簿記試験は2月・6月・11月の年3回。一度落ちると最低3か月、余計に時間がかかります。
私は一度簿記2級に落ち、最終的に合格したのは1年後でした。
趣味で受けるのなら良いのですが、
- 転職のために資格取得したい
- 昇給に影響する
- 部署での評判に関わる
などの理由があるのならば早く合格するのがベストです。
また、あなたは時給何円で働いているのでしょう。
年収を労働時間で割ったら、2~3千円になりませんか?
一度落ちて、追加で100時間勉強したとすると20~30万円分の時間を追加投資している事になります。
こんな大金を投じるぐらいなら、スクールで勉強して一発合格する方が理に適っていると思います。
おすすめのスクールは大原
スクールでの学習は、次の3つの理由から大原をおすすめしています。
1.十分な合格実績
合格者数(第154回・第156回日商簿記試験) | |
簿記1級 | 110人 |
簿記2級 | 791人 |
簿記3級 | 907 人 |
合計 | 1,808人 |
大原では簿記試験の合格者人数を公開しています。
2020年( 第154回・第156回 )の合格者数は簿記1~3級合わせてトータル1,808人でした。
さすが資格の大原と言える数字ですね。
もう一つの資格大手といえばTACなのですが、こちらは簿記試験については合格実績を公開していませんでした。
2.教室通学/映像通学/Web通信の3つのコースから選べる
大原には教室通学/映像通学/Web通信の3つのコースがあります。
教室通学は説明不要として、他2つは以下のようになります。
<映像通学>
https://www.o-hara.jp/course/boki_0102/bo1_commute_course
講義を収録した映像を大原校内の個別視聴ブースにて視聴する学習スタイルです。自分のスケジュールに合わせて無理なく受講することができます。
<Web通信>
インターネット環境があれば、いつでもどこでも、大原の講義が受講できます。Webならではの便利な機能が充実しており、大きな学習効果が得られます。
https://www.o-hara.jp/course/boki_0102/bo1_online_course
教室通学と映像通学は両方とも大原へ行って学ぶスタイルで、Web通信のみ自宅や好きな場所で勉強することができます。
3.テキストによる学習支援が手厚い
資格の大原だけあって、学習テキストは非常に充実しています。
- テキスト2冊
- 問題集2冊
- 解答集2冊
- 直前模擬試験・回答解説8回
- 全国統一模擬試験・回答解説1回
簿記は暗記だけで乗り切れない試験のため、間違えた問題を理解するための解答(解説)が重要です。
問題集/模擬試験ともに解答が充実しているところが大原の魅力の1つですね。