給料の最大値は営業利益で決まる(簿記と仕事)
ウチの会社はケチ、なんで給料上げてくれないんだ
こんなグチを吐いたことありますか?
給料が上がらない原因は、そもそも会社の利益が少ないことにあるかもしれません。
利益が足りない状態では、給料を上げることは不可能です。
じゃあ、その会社の利益ってなんなの?
というあたりを、会計の観点から紹介しようと思います。
こんな人に向けた内容です。
- 給料を上げたい
- 給料を上げるためには転職する
- 会計(簿記)に興味がある
給料の最大値は営業利益で決まる
給料の最大値はどこから決まるのだろう?という視点から話を進めたいと思います。
まず、1番大事な話はコレです。
給料を増やすと会社の利益は減る
給料と会社の利益は相反する関係にあります。
だから、会社は給料を増やさずに利益を確保しようとするのです。
利益がゼロや赤字だと、いずれ会社は倒産してしまいます。
そのため、給料を増やしたいのなら、まず会社の売上を増やして、それから給料を増やすという目線を持つのが大事です。
会社の(営業)利益は簡単な引き算で求めることができます。
- 粗利=売上ー売上原価
- 営業利益=粗利ー給料ー減価償却費
まず売上から原価を引いたものが、粗利です。
そして、粗利から給料(人件費)と減価償却費を除いたものが営業利益です。
会社にとって、この営業利益が赤字になるのは一大事です。
支払いをする余裕が無くなったり、銀行からの信用が無くなったりします。
営業利益を確保するために、無理に給料を上げないようにしているのです。
そのため、給料を上げたいのであれば、売上を増やしたり、原価を減らして、粗利を伸ばすのが重要です。
ここを伸ばすことで初めて、給料を増やす道筋が見えてくるのです。
≪簿記に興味を持ったお目の高い人へ≫
簿記を学びたい方には犬のイラストのかわいいパブロフ簿記がオススメです。
とてもわかりやすい内容になっています。
資格は取る気ないけど、ちょっと簿記を知って勉強したいという人にもピッタリです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません