NYダウとは? ダウ4種類とアメリカの主要指標について分かりやすく解説
ダウが4種類あるって知ってますか?
NYダウって言葉はよく聞くと思いますが、これはダウ工業株30種平均の事です。
日経平均の225銘柄と比べて、たった30銘柄で決まってしまう指標なのです。
今回は、4種類のダウ平均株価とその他の主要指数について解説します。
こんな人は読んでみてね。
- 米国株に興味がある
- NYダウと日経平均の違いが知りたい
- アメリカの主要指数が知りたい
ダウ4種類とは?
ダウ平均株価には次の4つがあります。
- ダウ工業株30種平均
- ダウ輸送株20種平均
- ダウ公共株15種平均
- 3つをあわせたダウ総合65種平均
NYダウは、ダウ工業株30種平均の事を示します。
日本でダウというと大抵、NYダウの事です
時価総額による重み付け無し
ダウ平均株価は、時価総額による重み付けをしていません。
日経平均株価は、時価総額の大きい銘柄の影響が大きくなるように設定されています。(重み付け)
ダウ平均株価は単純に、各企業の株価の平均値を取ったものになります。
そのため時価総額に関係なく、値がさ株の影響が大きくなる仕様になっています
ダウ工業株30種平均の構成銘柄は?
次に、ダウ工業株30種平均の構成銘柄を見てみましょう。
- アップル
- アメリカンエキスプレス
- ボーイング
- キャタピラ
- シスコシステムズ
- シェブロン
- ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー
- Dow.inc
- ゴールドマン・サックス・グループ
- ホーム・デポ
- IBM
- インテル
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー
- コカ・コーラ
- マクドナルド
- 3M
- メルク
- マイクロソフト
- ナイキ
- ファイザー
- プロクター・アンド・ギャンブル
- トラベラーズ
- ユナイテッドヘルス・グループ
- ユナイテッド・テクノロジーズ
- ビザ
- ベライゾン・コミュニケーションズ
- ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス
- ウォルマート
- エクソンモービル
参照:INDU Members – NYダウ 工業株30種 – Bloomberg Markets
工業株とはなっていますが、食品系や小売り、金融業なども含まれています。
どちらかというと時価総額の大きな企業が選ばれる傾向があります。
ダウ以外の主要指数
ここからはダウ以外の主要指数2つについて説明します。
S&P500
S&P500はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出している株価指数です。
ダウ平均株価とは異なり、時価総額による重み付けがされています。
NYSE、NASDAQに上場している代表的な500銘柄によって構成される指数です。
NASDAQ総合指数
NASDAQはアメリカのベンチャー向け株式市場として設立されました。
元々は、日本のマザーズと同じような役割なのですが、現在はIT企業の市場と化しています。
そのため、AmazonやGoogleといった時価総額の大きい銘柄もNASDAQ市場に上場しています。
NASDAQ総合指数は、NASDAQ市場銘柄の指数になります。(時価総額による重み付け有り)
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